私の夫には夢がありました。それを実現するため転職と転居をすることに。
家族としてはまだ子供が未就学児で二人もいるし、転職はもう少し歳をとってからしてほしかった！しかしそんなことを納得するような夫でもないので、我慢我慢の日をひたすら繰り返しました。転職して給料が出るまでは貯金を切り崩し、給料が出てからも家計は赤字の連続。そんなお金がないときの家族の頼みの綱だったものを紹介します。
食事は子ども優先、大人は後回しでお金がないダイエットも実現！
お金がなくて生活が困窮というときには、まず食費を削ることになります。まだまだ小さいけれど食べ盛りの子どもがいたので、常に食事は子ども優先で考えていました。そして大人の食事は後回し。お金はなくてもバランスだけは考えたいと思っていました。一番お金がかかるのは魚やお肉といったたんぱく質ですよね。もちろん食べたいけれど、購入できないので、主に豆腐を食べていました。餃子もハンバーグも全部豆腐を使用しましたね。
それでも大人は時々肉を食べたいと思うときがあります。そんな時には、鳥の皮を食べていました。香ばしく焼けば、それなりに満足感は出ますよね。そのため鳥の皮が安いときに大量購入して、それを使いまわしていました。
そんな食事を約2年間続けたのですが、一番良かったことは、大人のダイエットができたこと。もちろん食生活に満足はしていませんでしたが、それでも自然とダイエットできてリバウンドもしなかったので、良かったと思っています。
お金がないときに行くところ
お金がないときに行くとよいところって知っていますか？実は無料で食べ物をお腹いっぱい食べることができる場所があるのです。それが教会なのです。
私は特別、何らかの宗教を信仰しているものではありません。しかしこの世の中にはいろいろな宗教があることは知っています。
そしてどんなところでもキリスト教の教会があることも。毎週日曜日にお祈りが行われたり、イースターやクリスマスといった時には大きなイベントが開かれることも。また誰でも参加できるということも知っていました。時に街中でチラシを配っていましたから。
また私は以前に友人に誘われて、日曜礼拝にも行ったことはあったのです。そのためお金がない時には、迷わず友人の誘いに乗っていくことにしましたね。あまり宗教的な知識はなかったし、理解をすることも難しかったけれど、そのあとにみんなでおしゃべりをしたり、ご飯を食べたりというのはとても満足することができました。また子どもたちも同世代の子どもたちと一緒に遊ぶことができたので、とても良い場所だと思って、時々通っていました。
宗教というと、知識はなくても敬遠してしまう人もいますよね。しかしお金がないという状況に背に腹は代えられません。生きていくために必要な場合もあるのです。
お金がない時には洋服は物々交換
私は未就学児を二人抱えていましたが、子どもってすぐに成長します。そして来ている服がどんどん小さくなってしまうことが。そんな時、本当は洋服を購入したいけれど、そんなお金もない！古着も買えないというときには、私は知人に声をかけて物々交換をしてもらっていました。
ただ知人に声をかけても応じてくれるはずはありません。子どもの年齢や服のサイズを考えて、洋服のセンスも似ている人でなくてはいけませんね。また物々交換を気にしないようにうまく誘導するスキルも大切です。
お金がない人ってどう思います？
ここまでお金がないときの生活を紹介しました。食費を材料を工夫することで削ることは感心できたとしても、宗教や知人を利用するなんて！と思う人もいるかもしれませんね。しかしお金がない状況下にいる人は、それまで考える余裕はありません。どのようにお腹いっぱい食べさせてあげることができるかなと考えるだけなのです。そのための対策をご紹介してみました。
お金がない人ってがめつい？ガツガツしてる？そんなことはありません。食べること、生きることに一生懸命なのです。